week 104

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
恒例となった外国人研究者の交流企画で、仁寺洞の『ミュージアムキムチ間』を訪れる。皆でキムチ作りの講習を受けたり、韓服(ハンボク)を身に着けてはしゃいだり。同僚にはベジタリアンも多いのだけど、韓国は(日本もだが)ベジタリアンメニューが充実しているとは言えない状況なので、彼らはいつも食に困難を抱えることになる。その点キムチ作りはベジタリアンでも参加しやすく思いやりのある企画だった。
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イースターの週末は『ソウルの森』でピクニック。ソウルではまだ桜がわずかに咲き始めたばかりで花見というには早すぎたが、イースター・エッグをぶつけ合う伝統的なゲームをしたり、かっこいい鹿を見たり、昆虫植物園で珍しい生き物と触れ合ったりした。

研究ではやや固いところにきて手あたり次第アタックしている感じ。1面ボスかもしれないけど肝心な疑問が解けていない。執筆しながら計算(手)&計算(機械)。テンソル計算ってのは組織だった何かがしょっちゅう創発するのでけしからんな。いちいち翻弄されるので法則めかすのも程々にしてほしい(>世界)。

★☆★ 食事 ★☆★
日本語の通じる弘大(ホンデ)の美容院に行ってみたら散髪中に美容師さんと話ができて空気感が全然違った(黙って切られるのは自分も相手もつまらない)。で、美容師さんに教えてもらった現地のパスタ屋さん『Primo Bacio Baci』に行けたのも良かった。アツアツのモツァレラで口のなか全部やけどしたけど美味しかった。
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week 103

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
最近は時系列データをネタに研究していたのだけど、データの扱いに関する初歩的なミスがあって思ったよりしょぼい結果しか出ていないことが分かった。うーん、まだ考え方に慣れない。

そのあと過去の研究を振り返って単純な手計算をしてみたら、個人的に面白い結果が得られることが分かったので、また楽しくなってオフィスに泊まり込む。ずっと計算したり執筆したり。こういうことがやりやすい気候になったなぁ。

というわけで、好奇心ドリブンで枝葉の問題に集中していた。その分大きく構えて戦略的なことを妄想する時間が減っている。気付かず枝流に入りこむことのないように、とにかく試行錯誤して感覚を磨きたいものだ。


★☆★ 食事 ★☆★
近所の老舗『我が家韓商』でコッカルビ(焼きサバ)の定食を食べたり、『コトセギョプサル』でサムギョプサルを食べたり、久々に韓国料理らしいものを食べて回った。やっぱり旨いな。
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week 102

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
人が出払っているのを良いことに、ほとんどオフィスに泊まり込みで研究&プログラミング。大きな成果は出ないけど小さな成功体験に溢れた一週間だった。やっぱりたまに無理すると楽しいなぁ。今度は72時間耐久執筆パーティとかやりたい。

週末はクラブ活動で、ボードゲーム「7 Wonders」と「Scythe」をプレイ。

7 Wondersは言わずもがなの有名作品なのだけど、何気に初プレイだった。時間がかからないため人さえ集まれば気軽にプレイできる。プレイヤーは7つの謎と呼ばれる古代文明都市からそれぞれ1つの都市を担当し、交易を通じて文明を発展させていく。時代が進むごとに想像を超えてパワフル&リッチになっていくのが快感で、1度のプレイでも人気の理由を伺い知れた気がした。サイエンス(緑)最強。

Scytheはkickstarterで180万ドル以上を売り上げた重ゲー。はじめは複雑なルールが掴みきれずカオスだったけれど、慣れれば全てがシンプルに思えてくる良いシステムだ。大戦後の世界で覇権を争う5勢力が資源を集め、機械兵器を繰り出し領土を広げていく。世界観やキャラクターなど全てが美しく作り込まれていていて少年心をくすぐられる系の作品。公式にもアートギャラリーがある。
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★☆★ 食事 ★☆★
激辛でおいしい「プルダックポックンミョン」は、“nuclear fire noodle challenge”などと言われて一部YouTuberの間でも流行った人気シリーズだ。コンビニでチーズ味のカップ(ちょっとレア)を見つけたので迷わず購入。お湯を切って激辛ソースと辛いチーズの粉に絡めて頂く。辛いけどウマい!個人的にはスタンダードよりチーズ味が好みだ。トレードマークの鳥のキャラクターはホチという。
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week 101

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
輪読セミナーで発表。トポロジーっぽい内容が久しぶりで楽しかった。

それから長期スパンの研究でぶつかった古典的な統計の問題について議論したり、脳のデータを可視化して遊んでみたりする。ハマるタイミングを逃さずにハマって少しでも前に進めていきたい。しかし某数学者の論文は学生時代から色々な切り口で登場してつくづく縁を感じてしまう。単に「彼のハントは幅広くて制限がない」ってことなのだろうけど(H×Hのカイト風に言うと)。

料理クラブの活動でパスタマシンを使ってパスタを生地から作る経験をした。簡単なのにおいしくてこれは素晴らしい。
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★☆★ 食事 ★☆★
友人のご所望で、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)の食べ放題で人気の『ヘビョネコッケ』に行く。カニの刺身なんてめったに食べないので新鮮で楽しかった。そんなにたくさん食べられるものじゃないけれど、とてもおいしい。スペシャルコースは他のメニューも盛りだくさんだった。
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回基通りに面していて気になっていた『蘇我食堂』で牛かつ定食。今まで韓国のとんかつは評判が良くてもそこまで好みじゃないことが多かった。だけど牛かつってのはいいね。ぜひ他のメニューも試してみたいと思った。
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week 100

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
輪読セミナーでよく準備された発表を聞く。次は自分の番だ。

最近は機械学習の勉強会でも論文を読むことが多くなったが、今回は久しぶりに実際のデータを弄って遊んでみた。約2年間気まぐれに議論を続けてきた脳のデータから初めて意味のある情報を取り出せたのが面白くて、ついつい色々試していた。

KIASでは外国人研究者向けの交流企画があって、雨の中、死六臣(サユクシン)公園と鷺梁津(ノリャンジン)水産市場に行く。

死六臣公園には、李氏朝鮮時代、幼い王様から王位を奪った叔父の世祖(セジョ)に対し暗殺を企てたことで処刑された6名の忠臣が祀られている。日本でいう忠臣蔵のような物語なのだろう。博物館には日本語も英語もなくて、正直その場ではチンプンカンプンだったが、顔ハメ看板好きとしては嬉しい受刑者の顔ハメ看板があってなかなか楽しめた、笑。

鷺梁津水産市場は東京でいう築地のような巨大市場だが、2016年に新館に引っ越しをしたばかり。引っ越す前は地べたに商品が並べられて、もっとずっと雑然としていたそうだが、今回見た限りではむしろかなり清潔な印象を受けた。こういう場所には縁遠いので、珍しい魚介類の数々には目を見張るばかりだった。
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★☆★ 食事 ★☆★
隣のお店と間違えて入ったパスタ屋の『カルロ・ボンボン』が小さいお店だったけれどとても良かった。リゾットがうまい。
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鷺梁津水産市場で、新鮮な刺身やカニなどをいっぱい食べた。例によって、淡泊な白身魚に辛味噌を絡めて食べる韓国流も試せる。
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week 99

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
3日間の連続セミナーで楽しそうな研究の話を聞いたあと、ビジターの友人とザハ氏設計の東大門デザインプラザ(DDP)を再訪。とにかく建築物が圧巻なので、以前は展示の細かい工夫にまで注意が向かなかった。そこで、今回は期待度を少し下げておいてから丁寧に見てまわり、細かい点を楽しむことにした。この建物を活かすのは至難だよなぁ。写真は今にもしたたり落ちそうな巨大な曲面の建築構造。何度見ても見とれてしまう。
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週末は、わざわざ日本から訪ねてくれた友人と、浦項(ポハン)・釜山(プサン)観光。僕の方は、初日は朝カフェの後に発って昼から観光、最終日は夕食後に発って終電までに帰れるのだから、ソウル・釜山間というのはずいぶん近いものだ。

今回は昨年も訪れた九龍浦(グリョンポ)の旧日本人街や、金海(キメ)の大成洞古墳博物館にも再訪。この辺りは食事もおいしいしオススメ度が高い。新たに訪れたのはポスコ歴史館、太宗台(デジョンデ)、聖知谷(ソンチゴク)水源池など。

太宗台は釜山の南端にある小さい島、影島(ヨンド)の名勝地で、対馬と玄界灘につながる美しい海が一望できる場所。新羅の王さまが絶景に感動して矢を放ったという謂われがあるそうだが、我々も遊覧船に乗り込んで、カモメの群れにえびせんを放って楽しむことができる。カモメたちが器用にも空中で捕らえるのが愉快で、次々とえびせんを放りたくなる。

聖知谷水源地は、明治時代にわずか4万人だった釜山の人口(現在は300万人!)の将来の増加に備えて作られたダムで、現在は動物園などの周辺施設とともに釜山市民の憩いの場となっている。竣工当時は併記されていたと見られる日本の年号が露骨に消されるなど、日本統治時代前後における複雑な事情を垣間見られる。一方、技師の名前だけは消されずに残されており、技術者に対する敬意を感じられた。


★☆★ 食事 ★☆★
金海名物を食べに行くのだと騙って、おすすめのウズベキスタン料理店『VODIY』に友人を連れて行ったのだが、非常においしいので無問題だった、笑。九龍浦市場のカニもまた食べに行ったけれど、やはりうまい!
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知人に紹介されてずっと行ってみたかった釜山の『ノサン刺身』をとうとう訪れ、タイの刺身をたらふく食べる。リンク先の住所が誤っていたため、タクシーの運ちゃんと一緒に右往左往してしまったが、地図の方は正しかった。刺身には、特製辛みダレにコチュジャンとごま油、刻んだネギと唐辛子をかき混ぜたものをたっぷりつけて、エゴマやサンチュに包んで食べる。絶品だなぁ。
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week 98

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
実験のため旧正月(ソルラル)の連休も東京に行くつもりだったのだけど、諸々の進捗を見て結局今回は断念。あきらめて解析と論文執筆を進める。

というわけで連休の予定もなくなってしまった。そんな折、中継でオリンピックのフィギュアスケート男子シングルのショートプログラムを観て、いたく心を動かされたこともあり、急きょ、フリーを観戦するために平昌に行くことにした。

ソウルから会場の江陵アイスアリーナは、ぎりぎりで日帰り出来るぐらいの距離。ラッキーなことに、前日夜でもF5連打により観戦チケットが確保できたし(!)、行きのKTX(≒新幹線)、帰りの高速バスも事前に押さえることが出来た。

まあそんな日帰り弾丸ツアーだったので、じっくりと観れたのは第3グループと第4(最終)グループだけ。ネイサン・チェン選手の演技は見逃してしまった。とはいえ、当たり前だけど出場選手はみんな実力者ぞろいで、いちいち感動しっぱなしだった。息を呑むような緊迫感やスタンディングオベーションなど、会場でしか味わえなさそうな空気も味わえたし、日本人としては嬉しい羽生選手と宇野選手のワンツーフィニッシュも目撃できて、この上ない体験になった。
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★☆★ 食事 ★☆★
帰りの高速バスターミナルで、かろうじて、江陵名物のカムジャオンミ(じゃがいものすいとんスープ)と草堂スンドゥブを食べてきた。海沿いだからか、ソウルの料理よりしょっぱくて、日本人の口には合いそうな感じ。
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week 97

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
輪読セミナーで発表。テーマは微分幾何だけど少し面白い視点から書かれた本を読んでいる。いずれ4次元シャボン玉の運動みたいなこともきちんと考えてみたいので、セミナーに合わせて勉強していた。それからは論文を読んだり開発をしたり。

週末は誘われて十年ぶりぐらいにスケートに行った(筋肉痛)。写真はスケートの待ち時間に観覧した『Daelim博物館』の美しいペーパー・クラフト・アート。
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それからボードゲームクラブの活動で「テラフォーミング・マーズ」を初プレイ。このゲームは何といってもコンセプトが素晴らしい!

プレイヤーは火星に進出した私企業で、政府の指導のもと資源の生産をコントロールしながら、競い合って火星を開拓していく。それぞれが自分の利益を追い求めつつも、プロジェクトを実現し、開拓度を高めたり、懸賞金を目指したりするのだ。そのうちいつしか気温が上昇し、大気には酸素が満ち、海洋が広がっていく。

今までプレイしてきたゲームに比べるとルールが複雑なのと、200以上ある独自のプロジェクト(カード)がバラエティに富んでいるため、英語の理解にリソースを割き過ぎて気の利いた戦略までは頭が回らなかったというのが正直なところ。特定業界のプロジェクト(たとえばバクテリア関係など)に投資しまくり、上手にコンボを起こすのが鍵なのだと気付いたころには、すでに火星がソウルぐらいの気温になっていた、笑。

現在、日本語版は生産停止中みたいだし、プレイ時間もそれなりにはかかるけど、ボードゲーム好きにはめちゃくちゃオススメの作品。今後はこの手のいわゆる重ゲーにもいろいろと挑戦していきたい。


★☆★ 食事 ★☆★
爆発、炭火カルビ』でデジカルビの食べ放題。ヒルベルトの無限胃袋がどうとか、使い古された数学ジョークを飛ばしながらお腹いっぱい食べた。そのあとの『ソルビン』でのピンスもパラドキシカルだけど食べられる。
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week 96

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
共同研究者のツテで被験者に集まってもらい予備実験を行う。知らない人にも来てもらって研究用のデータを採るのは今回が初めての経験だった。とりあえず最低限の結果は出ている気がするが、もう少し分析が必要そうだ。

水曜日はボードゲームクラブの活動で10名以上が集まった。人数が増えたことで、仲間うちで遊んでいるのとは質的にずいぶん異なる会となってしまった。これは発案時の想定と違うけれど、まあ嬉しい誤算。せっかくなので長くみんなが楽しめるような良いシステムを作りたいものだなぁ。

そしてちゃっかり料理クラブにも入ったので、その活動にも参加。いろんな国の料理を教えてもらえるし、近所づきあいにもなる貴重な場だ。カルビチム(牛カルビの蒸し煮)とポソッジョン(しいたけの肉詰め)。楽しかったしおいしかったな。


★☆★ 食事 ★☆★
韓国料理も良いけれど、日本で食べる物はいちいち身に染みるようで感動する。『味八』の味噌ラーメンもおいしいし、いちご大福なんかもたまらないよね。
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week 95

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 出来事 ★☆★
ボードゲームクラブの創設が認められたので、毎月最終水曜日は、早上がりをしてクラブ活動をすることが出来るようになった。すごい。

週末は東京にいて、『NewType新宿』でボードゲーム。評判の「アグリコラ」なども置いてあったが、ルールを誰も知らなかったので残念ながら諦めてしまった。代わりにやってみたのは「キャット&チョコレート 日常編」や「街コロ」などの簡単なゲーム。前者は連想ゲームっぽい素朴な楽しさで、アイデアのこじつけに何度も笑ってしまった。後者は数年前に流行っていたソシャゲの原作らしいが、アナログでもなかなかよく出来た作品だった。

東京に来ると人に会えて刺激を受けるし、議論も弾むのが楽しい。ただ今回は予備実験が目的だったので、隙間時間にはぎりぎりまで実験計画やタスクの開発を詰めていた。未だに慣れない。けどまあそれが面白い。


★☆★ 食事 ★☆★
新宿すずや』でとんかつ茶漬け。半分ほど食べたらお茶をお願いしてお茶漬けにできる。とんかつ屋の型に迎合していないところに好感が持てる。
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食べてみたかった『レストラン香味屋』の皺のないオムライス。とチーズケーキ。どちらもおいしかった。気楽なミーティングに使うには少し固いお店だったかもしれないが、味はさすがに評判なだけあるなぁ。
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