出展までのいきさつ

この記事は、数学カフェのアドベントカレンダー「4次元コンテンツ出展の記録」の、
11日目の記事となります。

本日は、企画の立ち上げからサイエンスアゴラ当日の発表に至るまでのいきさつを、東京で実施した次の3つのイベントを中心に振り返ってみたいと思います。

1. キックオフミーティング
2. 中間発表会
3. 事前講習会

前提として、私たちは次のような特徴のあるチームでした。
・ 多様なメンバーが有志で集い、初対面の組み合わせも多かった。
・ アクティブメンバーは10人前後で、コミットの具合も様々だった。
・ どのタイミングからでも、参加するメンバーを受け入れていた。
・ 遠隔コミュニケーションが中心だった。

私たちのように、プロジェクトを進める数か月間だけ、オンライン上で緩く繋がる「分散型」のチームは他にもたくさんあるでしょうし、今後ますます増えていくのではないかと思います。似たようなプロジェクトを始めようとしている方の参考になれば嬉しいです。


キックオフミーティング

5月中旬に、数学カフェとしてサイエンスアゴラの出展を目指すことが決まり、中の人と打ち合わせて書類を提出しました。審査に受かって出展が確定したのが、6月30日。そこから、少しずつ動き始めて、7月末の企画説明会で初めてメンバーに会いました。

この時、たしか @yuta_1nose さんだったと思いますが、キックオフミーティングをやろう、というご提案があり、バタバタと翌週に開催する運びとなりました。

このミーティングには想定より多くのメンバー(13人)が集まり、借りていた会議室の定員をオーバーしてしまったため、頼み込んで入れてもらった記憶があります。数学カフェの中の人が進行して下さる中、私が企画の趣旨を、@yuta_1nose さんが運営に関することをそれぞれ説明しました。

この時、説明を聞いていたエンジニアの @shoko3168 さんが、回転する4次元立方体のスクリプトを見つけてきて、@muripo_life さんが、すぐにこれを Oculus Rift で表示して下さいました。あっという間の出来事でしたが、「こういうことか」と歓声が沸いたのが印象に残っています。

キックオフミーティングの効果はてきめんで、その日を境に開発も始まり、活発なコミュニケーションがなされるようになりました。

中間発表会

中間発表会を行ったのは、会場の下見や出展調査票の提出といった事務的な作業が終わったあとの、9月の中旬。一部のメンバーが集まって開発の状況などを確認しました。

開発面ではこの日が良い目標になりました。@outlandkarasu さんと作っていた4次元立体視のシステムや、@tany さんの作っていたタブレットコンテンツのモックアップがこの日に持ち寄られ、今後の方針が議論されました。

事前講習会

いよいよ本番の前の週になって、当日のスタッフ向けに講習会を行いました。この日に新しく参加してくれた方も、5、6人いらっしゃいました。

展示するアプリを使ったリハーサル、出展コンセプトの共有、そして説明方法の周知などが目的でしたが、ラストスパートに備えて団結するという効果もあった気がします。

実際、この講習会で開催が決まった最後の開発もくもく会では、Oculus Riftのアプリを随分ブラッシュアップすることが出来ました。また、この講習会にいらっしゃった Unitusゲームコースの皆さんが、急ピッチでMerge VR用のVRアプリを制作し、展示に加えて下さいました。これについては、本アドベントカレンダー5日目のりっちゃんの記事に詳しいです。


まとめ

今回のサイエンスアゴラへの出展は、私たちにとっては初めての経験ばかりで、たくさんの学びがありました。特に今回紹介したような要所要所でのイベント実施は、私たちのような「分散型」のチームがプロジェクトを進める上で、とても効果的だったと感じています。

それから、最後の1週間というのは、やはり馬鹿にならない生産性を発揮出来ますよね、笑。事前講習会を本番1週間前という時期に設定したことはプラスに働いた気がします。

以上、まともに組織に属したことのない素人の目から見た感想でしたが、明日は、@yuta_1nose さんが組織運営や会場運用に関して書いて下さいます!

近況報告: week 35

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 11月28日(月) ★☆★
今朝から自主オフィスアワー的な試み appear.in/miurror を始めたので、割と早い時間からオフィスに行く。早起きをすると気持ちが良いな。

一日、計算をしたり、執筆をしたり。夜は、数学の打ち合わせが1件。


★☆★ 11月29日(火) ★☆★
今日も主に執筆をしていた。

夕方、『New Delhi』でチキン・ド・ピアッツァとチーズナン。
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★☆★ 11月30日(水) ★☆★
今日は主に本を読んで過ごす。そして夕方からはまた執筆。


★☆★ 12月1日(木) ★☆★
アドベントカレンダーの記事を弄っていたら、かなり時間がかかってしまった。

夜は、『李おじさんが焼くかまどピザ』でボロネーゼを食べる。辛い!
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そのあと、技術者の友人から話を聞けたのは、非常に有意義だった。来年はやりたいことがめちゃくちゃあるが、機械学習関連でも一仕事やりたいな。


★☆★ 12月2日(金) ★☆★
今日も論文を読みながら執筆。

昼に、『季節』でキムチ鍋うどんを食べる。日本酒の瓶がたくさん置いてあり、日本の居酒屋みたいな雰囲気のお店だった。しかし、箸はステンレス製なんだよな。
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★☆★ 12月3日(土) ★☆★
4次元立体視の理論面で勘違いしていた部分をもう一度考えるも答えが出ない。これは仕方がないので後回しにして、アドベントカレンダーの執筆。

夜は『どんぶり屋』で鮭納豆丼。納豆をすごく久しぶりに食べた。
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★☆★ 12月4日(日) ★☆★
今日は集中して数学の計算。大した計算じゃないので今日のうちに終わらせる企みだったが、理解していない部分があって難航してしまう。うーん、もう何日か必要になりそうだ。

お昼には、『鍾路のり巻き』に行き、キムパッ(のり巻き)の盛り合わせを食べる。
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夜は、appear.inで数学の打ち合わせ。こちらは一区切り付いた感じでほっとした。

4次元立体視について

この記事は、数学カフェのアドベントカレンダー「4次元コンテンツ出展の記録」の、
3日目の記事となります。

本日のテーマは、私たちのVRアプリに取り入れた、
新しい4次元の知覚方法「4次元立体視」についてです。

サイエンスアゴラでは、出展ブースにポスターを貼ってこの方法を紹介しました。
その詳細はまた別の形で発表する予定なので、今回は概要だけサクっと紹介します。

4次元を見る昔ながらの方法

4次元のユークリッド空間 \mathbb{R}^4 の中に置いた物体を観察する際に、
昔からよく用いられている2つの方法は、切り口を見る方法と、影を見る方法です。
どちらも、4次元の情報を3次元に落として捉えるという考え方です。

切り口を見る方法については、今日は触れません。
4次元の世界を舞台にした Miegakure という美しいゲームを開発している方がいますが、
彼は、この切り口を見るという方法を採用しているようです。
リンク先のサイトには分かりやすくて美しい解説動画がたくさんあるので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

ここでは影を見る方法を考えます。
4次元空間の景色を1枚の3次元スクリーンに投影し、
その像を眺めることで、4次元の様子を掴もうという方法です。

例えば、4次元空間の中で、普通の3次元立方体を「めくって」みることが出来ますが、
その影を撮影すると、次のような見え方をします。
立方体をめくる様子
立方体の6つの面が同時に裏返っている様子が分かりますか?
内部の向き(パリティ)も反転していて、「裏側」が見えています。

4次元人には、「まつ毛」がある?

私たちが見ているのは、ディスプレイ上の2次元の映像なので、
実際には4次元の景色から、2次元の画像を作っていることになります。
これは粗くみると、次のような変換と同等です。

\begin{bmatrix}X\\ Y\\ Z\\ W \end{bmatrix}\longmapsto\begin{bmatrix} x \\ y \end{bmatrix}=\begin{bmatrix} X/Z \\ Y/Z \end{bmatrix}

さて、この変換には、W方向という特別な方向があります。
この特別な方向へ物体を平行移動してW座標を変化させても、
画像の方には何も変化が生じないため、決してそれを認識出来ないという
ヘンテコな方向です。

4次元人の目には、この特別な方向を定める「まつ毛」が生えていると考えると、
イメージがつきやすいかもしれません。
ただし、「まつ毛」には文字通りの意味はなく、この記事だけの用語です。
(数学的には、線形射影 \mathbb{P}^4 \dashrightarrow \mathbb{P}^2 の中心の直線のことです。)

【概略図】
ac

「まつ毛」を揺らして4次元を見る

私たちの用いた4次元立体視の方法では、
両目に共通の3次元スクリーンを考えることはやめ、
左右の目それぞれで、独立に4次元から2次元の変換を行うことにしました。

といっても、実際のところ、左右の目の「まつ毛」を平行に保っている限り、
共通の3次元スクリーンに映った影を眺めることと、区別が付きません。
つまり、Oculus Riftを通してみても、通常の3次元空間を見ているように感じられます。

そこで、この左右の「まつ毛」の向きをそれぞれ少しだけ傾けることで、
4次元ならではの見え方を提示することを考えました。
これが、私たちがVRアプリで実装した、4次元立体視の概要です。



さて、4次元立体視について、いろいろな疑問が浮かんでくるかもしれませんが、
より詳しいことも、研究と開発の状況に合わせて、随時公開していきたいと考えています。
このアドベントカレンダーでも、実際に私たちのVRアプリを体験した方が、
記事を書いてくださる予定ですので、どうぞご期待ください。

明日は、数学カフェの中の人がマーケティング・PRについて書いて下さいます。

4次元積み木を作ろう

この記事は、数学カフェ_4次元コンテンツ出展の記録 Advent Calendar 2016 の、初日の記事です。



私たちは今年、4次元のVRコンテンツを制作し、
11月5, 6日のサイエンスアゴラに出展しました。
企画のページは以下になります。
4次元を見てみよう~情報技術で描く数学の未来~

はじめ、あまりプログラミングに経験のなかった私は、
「4次元積み木」が出来たら嬉しいな、と軽く妄想していただけでした。
しかし、この妄想は日に日に重篤になっていきます。
いまや私が「4次元積み木」に賭ける思いは真剣そのものですが、
今日はそれについて少し説明(弁解)を試みたいと思います。
(「4次元積み木」がどんなものかについては別記事で書く予定です。)



その前に少しだけ経緯を振り返ると、
実際には、4月ごろから、妄想を口に出して周囲の反応を伺ったり、
研究の公募に出してみたり、技術に詳しい人たちから話を聞いてみたりと、
やみくもに動いていました。

5月中旬にサイエンスアゴラの話を数学カフェの中の人に持ちかけたところ、
次第に興味を持ってくれる方々が集まり、
サイエンスアゴラまでに一定の形に出来たことは、本当に嬉しい出来事でした。
このあたりの経緯は、明日の記事で、数学カフェの中の人も書いてくださると思います。



それでは、なぜ「4次元積み木」を真剣に考えるのか、
私なりの説明をしていきたいと思います。

実のところ、その理由には、私の「数学観」が深く関わっています。
数学者としてひよっ子の私が自分の数学観について論じるのもおこがましいので、
私の好きな、小平邦彦先生のエッセイ「一数学者の妄想」を紹介し、
若干の補足を加えることで説明に繋げようと思います。


「一数学者の妄想」の紹介

このエッセイは、「数理科学」1975年6月号に載せられたもののようですが、
以下の文庫本「怠け数学者の記」に収録されている
別のエッセイ「数学の印象」(「数学のすすめ」1965年5月)においても、
同じような数学に対する考えや概念が語られており、
小平先生が長く抱いてきた数学観を簡潔にまとめたものであると分かります。

小平先生は、数学的現象というものが自然の一部として実在している、
とみなす考えを、いろいろな所で述べています。
これはきっと数学に携わる人にとっては、共感しやすい考えだと思いますが、
このエッセイではさらに、数学者はその数学的現象を「感覚」によって
知覚しているのだという、非常にユニークな視点が持ち込まれています。

数学を理解するということは、その数学的現象を「見る」ことである。「見る」というのは勿論目で見るのとは異なるが、ある種の感覚によって知覚することである。私はかつてこの感覚を「数覚」と名付けたことがある。

人間にとって、この数覚が未発達であることをたとえた色彩画家たちの議論は、
数学を前にしたときの、私たち人間の卑小さを巧みに言い表していて、実に愉快です。
また、数覚が本当に純粋な感覚と並べられるようなものなら、
矯正や進化も可能なのかもしれないと思わせます。

将来人類が進化して数覚が発達した暁には、現在われわれが苦心して証明している定理が数覚によって一目瞭然証明なしに分るようになるのではなかろうか?


数覚提示技術を目指して

私は8年間、ある種の高次元の図形を研究してきましたが、
数式処理ソフトを用いて実験したり、見えない不変量を計算したりする中で、
このソフトが足りない数覚を補助しているのではないか、と感じるようになりました。

一方、様々な感覚を実質的に提示することを目指す技術、
すなわち、バーチャル・リアリティの技術が近年大きく進歩していることを知り、
視覚や聴覚と同様に、数覚を提示する技術もいつかは可能になるかもしれない、
という考えに至りました。

私が研究しているような高次元の図形も、
100年後にはまったく違った方法で知覚出来るようになっているのかもしれない、と。

「4次元積み木」が、そのような技術に繋がる可能性があるのかは、
もちろん全く分かりません。それに、「4次元積み木」が完成したとしても、
当面、扱える数学は原始的なものに限られるでしょう。
それでも私は、このわずかな可能性から、
「4次元積み木」を真剣に追及する価値があると思うようになりました。



「4次元積み木」に対するこのような独特の期待は、
あくまで数学を研究してきた私個人の考えに過ぎないのですが、
共感して、協力や応援をしてくださる方々がいることは、本当にありがたいことでした。

また、今回のサイエンスアゴラでは、私とはまったく異なる背景を持つ方々が集まり、
それぞれまったく異なる視点から、4次元を見てみたいと感じて下さったようです。
そんな皆さんの視点は、また明日以降の記事の中でまた語られると思います。

近況報告: week 34

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 11月21日(月) ★☆★
いつもより遅く出勤したのち、執筆をして過ごす。

夜はappear.inで数学の打ち合わせ。ちょっと宿題が出来た。

★☆★ 11月22日(火) ★☆★
気になることがあって古いノートをひっくり返し(といってもスキャンしたデータなので実際にひっくり返したわけではない)、主に思い出す作業をする一日だった。

夜はリニューアルした『永華荘』で麻婆豆腐を食べる。辛さが効いていて癖になる旨さだ。
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★☆★ 11月23日(水) ★☆★
数学の宿題に手を付けていたが、まとまらないので後回しにして読書。

夜、amazonスタジオのドラマ「ハンド・オブ・ゴッド」を観始めたら、ハマって夜更かしをしてしまった。実は韓国に住んでいると amazonの宅配サービスが一切使えないので、今のところプライム会員になるメリットはほとんどない。しかし、amazonスタジオのドラマは海外から視聴できるものも多いし、一定のクオリティが保証されているので、最近はよく観るようになった。正直、このためにプライム会員を続けているといっても過言じゃない。

★☆★ 11月24日(木) ★☆★
今日も、古いノートを見ながら考えをまとめてみたり、関連する本を読んだり。そのあと、サイエンスアゴラ関係でまた少し執筆をする。

サイエンスアゴラといえば、先日のサイエンスアゴラでの企画に関連して、アドベントカレンダー「数学カフェ_4次元コンテンツ出展の記録」をやることになった。アドベントカレンダーというのは、クリスマスまでの25日間、互いにバトンタッチしながらブログ記事を書いていくという一部エンジニアの風習で、季節感もあるし、なかなか風流な文化だと思った。

★☆★ 11月25日(金) ★☆★
今日は、2つあった数学の宿題に取り組む。どちらも全部は終わらなかったので、いよいよ来週が忙しくなりそうだ。

★☆★ 11月26日(土) ★☆★
この週末は、所用で小倉の実家に帰省。両親に贈ったタラバガニをちゃっかり自分も食べに行くという、笑。うーん、美味しかった。
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★☆★ 11月27日(日) ★☆★
夜、福岡空港から仁川へ。夜景が綺麗なので夜の飛行機は好きだなぁ。ただ、飛んでいる時間はわずかなのに、電車の移動が長いので帰宅が深夜になってしまうのは難点。12月からはジンエアーの北九州-仁川便が就航するらしいので、少し便利にはなりそうだが。

さて、11月から新しく始めると言っていたコンテンツを考えあぐねていたけど、とりあえず無理なく続けられそうな appear.in/miurror をやってみることにした。趣旨は固定ページに書いておく。ちゃんと成り立つといいけど、どうだろうな。

近況報告: week 33

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 11月14日(月) ★☆★
日中は、主に執筆をする。ちっとも咳が治らないので初めて医務室を利用してみたら、診察はほとんどせずに薬だけ処方してくれるシステムだった。うーん、これはいざという時のために病院を見つけておきたいな。

先週、電話で友人から散々栄養の話を聞かされていたこともあり、欠けているビタミンを摂るべく、『五官ずし』で夕食を食べる(雑な考え)。炙りが良い感じだなぁ。
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また友人が、数学者ハーディの『ある数学者の弁明』を私家翻訳して ymatz.net/hardy に公開してくれたので、カフェでコーヒーを飲みながら通読した。ハーディの数学観には、なかなか迫力があって、自身の研究姿勢を振り返らずにはいられないな。


★☆★ 11月15日(火) ★☆★
今日から3日間は研究打ち合わせで、梨花(イファ)女子大に通うことになった。梨花女子大はよく観光地にも挙げられるが、実際にとても美しいキャンパスだった。この紅葉の季節に訪れるには格好の観光スポットだと思う。
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レクチャー後のディナーでは、イタリアン『Vicolo』へ。
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★☆★ 11月16日(水) ★☆★
今日も梨大で一日打ち合わせ。データ処理をする中で、新たな気付きがあって良かった。

昼はカルグクス(韓国式うどん)とキムパッ(のりまき)、夜は石焼きプルコギビビンバを、それぞれ梨大駅周辺のお店で食べたが、KIAS周辺のお店よりもクオリティが高い気がする。
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★☆★ 11月17日(木) ★☆★
今日は、梨花女子大の最終日で、また早朝から研究打ち合わせ。

お昼には、大学のすぐ近くでマンドゥ(餃子)を食べる。(このお店は北朝鮮式だと聞いたけれど、店名はハムピョン何とかで、どちらかを勘違いしていそう。)
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そして夜は、タクシーで弘大まで移動してフレンチビストロ『la lune violette』に案内してもらう。たまたま日本語の通じる店員がいて、非常に丁寧に料理の内容を説明してくれたのが印象的だった。ここは多少遠くても、ぜひもう一度来たいと思うレストランだなぁ。
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★☆★ 11月18日(金) ★☆★
今日は雑務を片付けたあと、ずっと本を読んでいた。

夕食は、『あびこ』でビーフハヤシライス。
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★☆★ 11月19日(土) ★☆★
昼間、安静にしていたら、ようやく咳が治まってきた。夕方から少しだけ集中して研究。理解していたと思っていた部分に勘違いを見つけてしまう。あらら・・・。

夜は、回基駅付近にあるパジョン(チヂミ)通りを開拓しようと、物理学者の友人と歩いて回った結果、牛肉のユッケを出してくれる美味しいお店を見つけてしまった。ばんざい!店名を記録し忘れたが、近々また行くとことにしよう。
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★☆★ 11月20日(日) ★☆★
今日は勘違いしていた論文の証明を読み直したり、共著の論文をチェックしたり。

夜、試みにamazonでレンタルした映画(ベイマックス)を、Oculus Riftで視聴してみる。画質はそこまで良くないし、ヘッドマウントディスプレイの長時間使用は疲れるのだけど、やはり体験としてはかなり素晴らしい。それに、ベイマックスはナイスだった!

そのあと、軽く数学の打ち合わせ。

近況報告: week 32

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。

★☆★ 11月7日(月) ★☆★
今日はバタバタと準備をして羽田へ。昼過ぎに空港のラウンジ(クレジットカードで入れる、SKY LOUNGE)で、2種類ある軽食を両方とも頼んでしまった。
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ソウルに着くとひどい雨で、電車の車窓から見る景色が妙に寂しく感じられた。寮に戻ると部屋の窓からの景色も、寒々しく変わっている。そうか、もう冬になったのだなぁ。

★☆★ 11月8日(火) ★☆★
朝起きてから風邪気味だったので、事務手続きだけ済ませて早々に寮に戻る。そしてゆっくり本を読んだり、執筆をしたり。

ブログを書いていて色々考える。今回サイエンスアゴラで発表したことは、あくまでもビジョンであって、実践にはまだ遠いんだよな。とりあえず、まずは自分で訓練しつつ、並行して高次元のバーチャル空間ももっと作り込んでいきたいところ。

★☆★ 11月9日(水) ★☆★
今日も体調がイマイチだったため、雑務を片付けたあとは買い出しをしたり、機種変更したスマホのSIMを入れ替えてもらいに行ったり。

ちなみに今回購入したスマホは、有機ELディスプレイの進歩を実感出来るようになった Galaxy S7 edge. バッテリーは長持ちするし、写真も綺麗なので、とても良い感じ。

夜は、『王』でチヂミを食べる。そんなに清潔なお店ではなかったけれど、味は良かった。
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★☆★ 11月10日(木) ★☆★
今日は、Unityのプログラムを弄りつつ、4次元立体視の練習をしたり、今後の進め方を考えたり。そのあと、少しだけ論文の執筆。

夜は、オンラインで打ち合わせが1件。こちらも今後の進め方がテーマだったが、ちょっとまだぼやっとしている。

★☆★ 11月11日(金) ★☆★
風邪は治ってきたけど、咳が残っていてあまり仕事にならない。なので今日は、9月までの研究報告書を書いたぐらい。

夜は新しく行った回基駅近くの焼肉屋で、すき焼きっぽい焼肉。
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★☆★ 11月12日(土) ★☆★
早いところ風邪を治そうと、一日横になってごろごろしていた。しかし結局は、本を読んだり、ちょっとした計算をしたり。

夜は、数学者の友人と長電話をして雑談。最近は栄養をちゃんと摂っているのか、などと心配された。何て優しいんだ。

★☆★ 11月13日(日) ★☆★
昼頃起きて、『ボンジュッ』で肉野菜粥を食べる。
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夜は数学の打ち合わせが1件。

友人が、気付かずにとった行動の誤りを指摘してくれていたのに、何故かその時は頑なな態度を取ってしまう。通話のあと反省したら、完全に自分の過ちに気付くことが出来たので、やはり持つべきものは友だなぁ、と痛感した。

近況報告: week 31

毎週火曜日に、前の週の活動をお伝えしています。
※ 追記(2016.11.14): 公開後、記事の一部を削除·修正しました。

★☆★ 10月31日(月) ★☆★
今日は駒場に行き、4次元知覚の実験に関する打ち合わせ。色々と出来そうなことはあるが、ひとまず4次元立体視有りと無しでタスクをこなしてもらう実験をするのが最優先だろう、という結論になった。

昼食は、『むぎ』でマグロの中落ち定食。
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渋谷はハロウィンで賑やかだったし、山手線でもゾンビが隣に立っていたので、自分は仮装しなくてもハロウィンを満喫した気分になれた。そして夜は、高田馬場『道玄』でチャーギュー麺&焼きシュークリーム。
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帰ってからまた残っているポスターを進める。

★☆★ 11月1日(火) ★☆★
数学の打ち合わせで駒場に。ついでに数学者の友人にポスターの内容を話してチェックしてもらう。ここでのやり取りで、1つ数学的なケアレスミスを発見してヒヤリとしたが、最終的に簡単に修正できたのでホッとした。

昼食は、『菱田屋』で煮魚定食。
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そして帰ってからは、ポスターの仕上げ。よしよし、何とか間に合いそうだ。

★☆★ 11月2日(水) ★☆★
今日は、午後まで駒場でポスターのチェックをして、印刷をする。

そして夜はまた、みらい研究所でもくもく会。

★☆★ 11月3日(木) ★☆★
今日もみらい研究所で、開発のもくもく会&最終打ち合わせ。最後の最後で開発チームが集まれたのは大きかった。

夜は、新大塚のラーメン春樹で、今週2度目となるローストビーフラーメンを食べる、笑。
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夜中、友人の数学者に依頼して書いてもらった最後のポスターをフィットしていたら、手伝ってくれていた大学生たちがハコスコ用のVRアプリを完成させたとの連絡が。すごい!

★☆★ 11月4日(金) ★☆★
今日はまた駒場で、最後のポスターを印刷した後、『ルーシー』でシーフードタイカレー。それから日本近代文学館の中にある喫茶『ブンダン』でデザートを頂く。
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午後は、改めて明日の打ち合わせをして、残っていた雑務も片付ける。そのあと、みらい研究所でハコスコ用のアプリを確認させてもらったり、androidビルドを試みたりした。

★☆★ 11月5日(土) ★☆★
いよいよ今日はサイエンスアゴラの出展初日。企画名は「4次元を見てみよう~情報技術で描く数学の未来~」だ。朝から設営に集まるも、開発チームはぎりぎりまでソフトの調整に追われていた。

開場するとすぐに、お客さんが来場してVR体験も希望して下さり、非常に盛況であった。反応を見て、立体視のパラメータにフィードバックするのがなかなか難しかったが、少なくとも後半には、かなり分かりやすく4次元立体視を体験してもらえるようになっていたと思う。

知り合いもたくさん遊びに来てくれて、色々とありがたい差し入れなども頂いた。中でも、どら焼き(4次元つながり)は、気が利いていて最高だったなぁ。
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終了後、テレコムセンターの展望台で、企画提供者向けの交流会「夜アゴラ」に参加。日本各地の酒造組合から日本酒の提供があり、美しい夜景を見ながら無料で色々なお酒が飲めるので、お酒に強い人は相当楽しいだろうな、と思った。とりあえず、少しだけ頂いた白龍純米大吟醸はとても美味しかった。

みんな空腹だったので、早々に抜けて『ニルヴァナム 有明店』で夕食を食べる。セフードデイナーセト(=シーフードディナーセット)など、味のある片言メニュー名が印象的なインドカレーのお店だった。
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★☆★ 11月6日(日) ★☆★
出展2日目にして最終日の今日は、かなり勝手が分かり、色々な観点から改善が出来ていたと思う。僕は主にポスターの説明に回ったが、たくさんのお客さんからポジティブな言葉を頂き、非常に手応えを感じる一日だった。

終わってみれば、先週の講習会でゆるく立てていた数値目標の100名を上回る、延べ125名にVR体験をして頂けた。子どもから大人までたくさんのお客さんがブースを訪れてくれたし、タブレットやハコスコなどの他コンテンツや、ポスターへの関心も高かった。心配していた機器の故障などの大きなトラブルもなく、大成功と言っていい出来だった。
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終了後、『ニクアザブ 西麻布本店』まで移動して打ち上げ。どのお肉も美味しくて、他の焼肉屋に行けなくなるぐらい最強のお店だった。イベントの成功と相まって、感謝と感動で胸が熱くなる。幹事さん、良い仕事を本当にどうもありがとう!
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近況報告: week 30

【今週の目次】
1. 近況報告

1. 近況報告
最近の活動をお伝えします。

★☆★ 10月24日(月) ★☆★
サイエンスアゴラに向けたポスター作りにハマっている。他のソフトを知らないので比較は難しいが、BeamerポスターはTeXユーザーには使い勝手も良いし、デザインもなかなかだと思った。

お昼は久しぶりに『Pho36st』で。
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それから夜は、数学の打ち合わせが1件。

★☆★ 10月25日(火) ★☆★
今日も一日ポスターに力を注ぐ。appear.inで画面共有をしながら遠隔でもくもく会をするという、素晴らしいアイデアを受けて、実際にやってみた。これは緊張感もあるし、勉強にもなるな。

ただ、appear.inの部屋の名前を簡単にし過ぎたため、知らない外国人とかぶってしまってちょっと気まずかった。(一応、Lockをかけることも出来る。)

★☆★ 10月26日(水) ★☆★
最近は研究集会をやっているからか、KIASの学食のクオリティが上がっている。そのおかげもあって、すっかりオフィスに引きこもっているな。

というわけで、今日も、もっぱらポスターにかかりっきりだったが、ようやく夜中に原理の1枚目が完成。うーん、目一杯やっているが、このペースはちょっとまずいかもしれない。


★☆★ 10月27日(木) ★☆★
今日もひたすらポスターに没頭。

KIASの売店で、おばちゃんがやたらとプッシュしてくれるので、試みに買ってみた辛マグロチーズ丼が思った以上に美味しかった。
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★☆★ 10月28日(金) ★☆★
今日はいったんポスターから離れ、明日のスタッフ講習会を前にして全体のタスクを確認したり、スライドを作成したり。

そしていつもより慎重に荷造りをして、夜、羽田へ。

★☆★ 10月29日(土) ★☆★
朝から駒場でスタッフ講習会。プロジェクターが壊れていてスライドが使えないというトラブルはあったが、無事メンバーのみんなと情報共有が出来て良かった。

そしてここのところ目が行き届かず、不安の声もあった開発状況も、個人的な印象では悪くない感じ。というか結構良いんじゃないか? 僕一人では到底出来なかったものになっているし、感謝してもしきれない。もちろんまだ足りない部分はあるかも知れないけど、もうひと踏ん張りすれば最低限のものは見せられるはず。問題はポスターだ、笑。

そのあと、渋谷の『ムルギー』で、玉子入りムルギーカレーを食べたあと、家に帰ったらバタンキュー(死語)で朝まで爆睡してしまった。
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★☆★ 10月30日(日) ★☆★
今回、サイエンスアゴラの企画に際して、様々な面からご協力を頂いている神保町のコラーニング・スペース「みらい研究所(mirai-lab.org)」に初めて訪問。勉強したい大人が集まる場、というようなコンセプトの自習スペースで、とても雰囲気の良い場所だった。

みらい研究所オーナーで同世代の後藤さんは、灘高校、東京大学を出た後、コンサルタントをやっていたそうで、とても気さくな方だった。彼のような方から学習サポートを受けられる、「学びのコンシェルジュご利用プラン」は魅力的なサービスだと思う。ソウルからでも利用できるようにおねだりしてみた。

とにかくこの素晴らしい環境で、開発のもくもく会。実に楽しかった!しかし、それでもポスターは終わっていない。はたして間に合うのか?!


【お知らせ】
★ 11月5, 6日のサイエンスアゴラに出展します。
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/aa_046/

【今週の目次】
1. 近況報告

近況報告: week 29

【今週の目次】
1. 近況報告

1. 近況報告
最近の活動をお伝えします。

★☆★ 10月17日(月) ★☆★
今日はサイエンスアゴラに向けて、ポスターの内容を考えたり、関連する数学の問題に取り組んだりして過ごす。コンピュータ・ビジョンの文献を漁っていたら、全く別の文脈で欲しい主張を証明しているらしい論文を見つけた。ラッキー!

夜は、リニューアルオープンしたばかりの『ボンジュッ』でツナ野菜粥。このチェーン店は、安定感があって良い。
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そのあと、美容院で散髪をして、帰ってから数学のオンライン打ち合わせ。

★☆★ 10月18日(火) ★☆★
今日は脳の研究の打ち合わせ。今のところまだ出来ることは少ないのだが、mathematicaを使ったデータ処理の練習をしている感じ。

頂いた時系列データをフーリエ変換すると、60Hzの倍数に交流電源からのノイズが綺麗に見える。これは実験屋にとっては当たり前かもしれないけど、気が付いた時は面白かった。普通の動画データなんかも、フーリエ変換すれば西日本で撮ったものか東日本で撮ったものか特定できるのかもしれない。

夕方は、ビジターの友人を連れて『ソレカモメ』へ。久々の焼き肉(ジンギスカンを除く)。
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ニュートリノ振動の発見でノーベル賞を受賞した梶田先生がKIASにいらしていて、一般向けに講演会をやっていた。少しだけ覗いてみると、女子高校生を中心にすごい数の聴衆がキャーキャー言っていて驚いた。そういう感じなんだ、笑。

僕は物理学科に入った頃、ゼミのテーマがニュートリノ振動だったので、このテーマには少し思い入れを抱いてしまう。まずは歴史を辿ろう、だとか言って湯川秀樹の論文に当たり、撃沈した思い出。

★☆★ 10月19日(水) ★☆★
一昨日見つけたエピポーラ幾何の論文に当たる。証明以外の部分も面白くてつい読みふけってしまう。いずれにせよ、やはり目的の主張はちゃんと成立しているようだ。

★☆★ 10月20日(木) ★☆★
昼夜逆転しているが、気にしないことにして本格的にポスターに取り組む。

夜は、日本風の居酒屋『社宮』で串焼きなどを食べる。日本語で「門外不出の屋台料理」と看板に打ち出しているので気になって入ってみたお店。悪くはなかった。
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★☆★ 10月21日(金) ★☆★
ポスターの文案を考えたり、図を描いたり。今までは数学の研究発表用に素っ気ないポスター作ったことしか無かったので、デザインなどにもこだわって調べるのは新鮮な経験。これは結構楽しいな。

★☆★ 10月22日(土) ★☆★
今日も、ポスターを弄って過ごす。見込んでいたより遥かに時間がかかってしまっているが、プログラミングは開発チームの皆さんが頑張って下さっているので何とか回っている。本当にありがたい限りだ。

★☆★ 10月23日(日) ★☆★
午前中はサイエンスアゴラの打ち合わせ。いよいよ日にちも迫ってきて、来週は東京で皆に会えるのでワクワク感がすごい。

午後はソウルの中心に出て、出張で近くまで来ていた数学者の友人と会う。雨が降っていたので、外の観光は諦め、世宗大王展示館のカフェに入って話した。同じ建物内の洋食店でマッシュルーム・リゾットを食べる(店名を記録しそびれた)。
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★ 11月5, 6日のサイエンスアゴラに出展します。
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/aa_046/

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1. 近況報告